決算書に関する経営者への感情移入その3

「会社で税金がかかたった後の利益から、株主への配当や役員賞与をとったとき、個人に税金がかかるのは理解に苦しむんだ。」と言われました。感情移入して考えますとその意味がよくわかります。もし個人で最初から事業をしていたら一度所得税・住民税がかかった後の利益には税金がかかりません。どう使おうと所得税・住民税の税金にはかかわりあいがありません。「ここでは法人課税の個人課税とは別でして…」と言う説明は賛同を得ません。「おっしゃるとうりです。会社でなく個人ではじめからするのも手で…取引先に会社でないと取引はしないと言う人がいなければ…。相続税では会社に利益が貯まっているほうが個人に利益が貯まっているより少し有利ではありますが…」と言うのがまだ良いようです。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。271。

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