2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧
通常の給与は、会社で損金になり、もらった役員には所得税が課税されます。法人税が課税された後の利益を役員に賞与で渡しました。それが損金にならないというのです。賞与をもらった役員は所得税が課税されます。この金額には二重に税金が課税されているよ…
原則課税か簡易課税かは企業が選択できます。選択する時期は事業年度が開始する前にというのが法律です。よく考えてみると変です。任意選択なら、期末に選択しても良いと思います。そのほうが消費税に対して、企業は中立であるという実感が湧きます。協力し…
会社が内部留保することは経営上は素晴らしいことです。自己資本比率が上昇し、潰れない会社となり債権者は喜びます。なのに留保金課税があります。留保することが良くないという発想から、通常の法人税等に加え、さらに税金を課税しようという発想です。こ…
ゴルフ会員権を譲渡すると譲渡所得であり損が出ますと今のところ他の所得と通算できます。別荘を売却すると損が出ても他の所得と通算できません。後者は生活に通常必要な財産でないためにそういう扱いになっています。ではゴルフ会員権は生活に必要なのでし…
今年の路線価の発表は8月1日(月)です。路線価の使い道は拡大してます。最近は会社さんがビルを借りる賃貸借契約を結ぶ時に、大家さんの信用調査に使っています。大家さんに信用問題が発生しますと敷金が戻って来なくなるからです。大家さんの登記簿謄本を…
今年の路線価の発表は8月1日(月)です。路線価は次のような場合に簡易時価として使っています。とても便利です。 1.自分の不動産の評価額を知りたい場合 2.融資を受ける時の信用力を知りたい場合 3.取引先の信用力を知りたい場合取引先の信用力を知り…
名前は株式会社、運営中身は有限会社というやり方を出来るようになりました。いいとこどりです。さぞや喜んでくれるだろうと有限会社の方たちに提案したそうです。そこで意外な反応が!…反応は「無くさないで欲しい。」というものでした。商法大改正策定チー…
商法大改正で有限会社は無くなります。株式会社に吸収されます。有限会社の長所は他の人に迷惑をかけずに簡潔に会社運営が出来る点です。短所はなにか株式会社に比べて信用が落ちる気がすることです。気がする程度なのですが、気になる人もいらっしゃいまし…
商法大改正によって、中堅中小企業においても、決算書の適正性が話題になります。だれが期待しているのでしょうか?債権者です。そして金融機関です。そのために中小企業の会計基準を作り、会計参与という機関を作りました。私の関与先で無借金経営の会社が…
月間ボイスマガジン『所長の視点』は毎月旬なテーマと、大切にしている言葉、を6つの切り口から、税理士の先生方向けにお話をさせていただいている声の月刊誌です。今日この頃、経営に関して、会計税務に関して、人間関係について、びっくり情報、人生設計情…
「会社で税金がかかたった後の利益から、株主への配当や役員賞与をとったとき、個人に税金がかかるのは理解に苦しむんだ。」と言われました。感情移入して考えますとその意味がよくわかります。もし個人で最初から事業をしていたら一度所得税・住民税がかか…
「利益があるのにお金が無い理由を明快に解説してほしい。」というご質問です。感情移入をすると「税金を払うのにお金があれば仕方がないが、お金が無いのに税金を払うのはいかがなものか?」と言うものです。会計事務所が、利益とお金の違いを説明するのは…
受注で管理している会社があります。今年の受注は足りているかという業績管理です。その会社に月次の試算表を説明してピント来てないと感じたことはありませんでしょうか?決算書に関する経営者に感情移入をするとすぐに分かります。売上げ(試算表)と受注…
先生の会計事務所の今年のスケジュールは如何ですか?5月までは繁忙期ですから、諸対策は6月からスタートになります。今日は7月18日、早いものでもう1ヶ月半経ちました。これで暑くて…休みは…税理士会の仕事も…辞めた人の補充は?…と言っているとすぐ忙しい1…
税理士さんが会計参与を頼まれて就任して一番怖い事を説明します。株主代表訴訟はオーナー社長さんの場合怖くはありません。社長さんが夜逃げして町金さんが会計参与に迫る場合です。第3者に対する責任です。これが怖いことです。そうは言っても折角商法で出…
税理士さんが会計参与を頼まれて就任して一番怖い事を説明します。株主代表訴訟はオーナー社長さんの場合怖くはありません。社長さんが夜逃げして町金さんが会計参与に迫る場合です。第3者に対する責任です。これが怖いことです。対処策はあるでしょうか?一…
会計参与は任意の機関として商法改正に盛り込まれました。会社から頼まれた職業会計人はどうするでしょうか?目的からすると金融機関から会社への要請が考えられます。財務諸表の適正性を担保したいという目的です。引き受けられるでしょうか?第3者に対する…
商法改正の話題です。株式会社で閉鎖的な会社は、取締役一人、取締役会なし、監査役なし、会計参与なし、という会社が出来るようになります。取締役でお名前を借りることもなし、実質的に監査しない監査役なし、無報酬で責任だけ重い会計参与で会計人に迷惑…
自修塾の6期生の方から卒論が続々届きました。「職業会計人として自分の付加価値をこうやって高めたい」がテーマです。この6ヶ月間学んで、チーム活動を実践してのものだけに、素晴らしいものです。休日ゆっくり読むのですが、毎回涙が出てきます。自分に向…
国税不服審判所長に対する審査請求という行政上の救済制度(不服申立制度)の2004年(平成16年)度の統計が出ています。平成16年度における処理件数は、全体で4,516件で、そのうち納税者の主張が何らかの形で受け入れられたもの(一部取消し又は全部取消し)…
『ペット供養は宗教行為に当たり、謝礼は非課税にすべきだと、宗教法人が主張した訴訟があり、名古屋地裁の加藤幸雄裁判長は24日、「課税すべき収益事業に当たる」と宗教法人の訴えを棄却した。 宗教法人によるペット供養への謝礼に対する課税を妥当とした司…
どうやって決まっていくのか、さらにどう決まったのか分かりませんと、決定事項に関心が行かないことが多いものです。要職にある方が、状況を知らせていただくと、ぐっと身近になるものです。2つに注目しています。お忙しい中でもブログの継続に頭が下がりま…
会計事務所のお客様に変化があるようです。減少しているのが商店街の個人事業主と小さな会社です。商店街がシャッター街なんて言われて店を閉める人が増えています。ナショナルチェーンが入ってきても会計事務所のお客様にはなりません。一方増えているのは…
2004年(平成16年)分の所得税、消費税及び贈与税の確定申告状況について(記者発表資料)を見ますと、納税人員744万人のうち営業等所得者181万人(24%)、農業所得者14万人(2%)、その他所得者549万人(74%)です。商店街を代表とする個人営業者の衰退…
資産家のための「相続前後において、お金が増える資産家・お金が減る資産家」というテーマでテープの収録をしました。相続を境にキャッシュフローが悪くなる方は普通であります。相続税の支払いがあるわけです。ところがむしろ増える方もいるのです。反対に…
公示制度はどうなるでしょうか?私どもの「百年後の税の仕組み はじめの一歩 アンケート結果 第2弾」でも第2位に入り、税金を多く収めている方にとっては重要な要望テーマです。2005年6月に出された「政府税制調査会の個人所得課税に関する論点整理」では次…
衆院本会議は本日5日午後、日本郵政公社を4分社化することを柱とした郵政民営化関連法案を自民、公明両党の賛成多数で可決しました。自民党からは反対や欠席・棄権の議員が多数出たため、ぎりぎりの票差でありました。政府・与党は、来週から参院での法案審…
投げたものが返されるという法則を実感しました。優しく無料相談した方がすばらしいお客様を連れてきてくれました。自分が友人に言った冷たい一言「元気ないねえ。」を別の友人が私に同じように「元気ないねえ」と言いました。会計事務所は多くの方とお付き…
今日朝の20分を使って「図解主義!」(インデックスコミュニケーション、アンドリュー・J・サター著)を読みました。3つ勉強になりました。P73に時間を表すプールコース方式、P128 のシナリオ決定ダイアモンド、P224の何故と言う質問。この3つから、わからな…
コツを知ると必ずうまくいきます。知らないでやると挫折の連続です。成功はコツを知っている人に聞くことから始まるわけです。『会計事務所の関与先5件増大プロジェクト』のマニュアル目次案を作っていて少し疑問を感じたので、我が社の営業の達人、取締役の…