郵政民営化のルーツを探る

今話題の郵政民営化のルーツを探る上で小泉純一郎さんの略歴を見てみましょう。

1992(平成4)年12月12日〜1993(平成5)年7月20日 郵政大臣宮沢喜一改造内閣
1995(平成7)年9月22日 自民党党総裁公選
 落選(87票獲得 当選・橋本龍太郎304票)
1996(平成8)年11月7日〜1998(平成10)年7月30日 厚生大臣
1998(平成10)年7月24日 党総裁選で落選
2001(平成13)年4月24日 自民党総裁選挙
  第20代自民党総裁に選出される(298票獲得 橋本龍太郎155 麻生太郎31)

実は1995年の総裁公選は橋本さんが人気絶頂の時で、対抗馬がいませんでした。そこで公選が必要と出馬し、その時から公約に郵政民営化を叫んでいました。10年前です。当時は「え!」という公約でした。1998年にも郵政民営化を叫び落選。そしてついに3度目の郵政民営化を叫び2001年で総裁になりました。さらに参議院選挙、衆議院選挙で選挙公約で郵政民営化を掲げています。

郵政民営化に関しては志(自分の利のためでなく、人のために行動し続ける事を志という。自分のためにする野心と区別される)の人ということになります。今回の選挙で勝つか負けるか分かりませんが、政治家の中でこれだけ分かりやすい方は稀であります。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。294。

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