なぜ資産にする割合を制限しようという話題になるか?

自己資本への「繰り延べ税金資産」の算入割合を段階的に制限する方針が話題になるのでしょうか?資産性は分かります。が本当に資産なのでしょうか?将来利益が上がるとしたら、が条件です。損金にしてない費用があっても、将来が赤字なら、税金が安くなることはありません。赤字にはいづれにしても税金がかからないからです。と言うことは「繰り延べ税金資産」に出来るのは、将来黒字が見込まれる場合のみです。将来黒字になるか、赤字になるかは誰にも分かりません。そこで参入割合なるものを持ち込み無制限な資産計上を制限しようかと言う話題になるようです。


記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。309。

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