企業価値か株主重視か。今話題の事件に似ている事件

目的が現経営陣の支配権維持の場合、違法になる場合があると考えられているようです。新株予約権の発行など敵対的買収への対抗策である司法判断は国内で前例がありません。商法は株主に不利益を与える「不公正発行」を禁じていますが、地裁審理ではフジテレビさんに割り当てる新株予約権がこれに当たるかどうかが焦点となっています。

企業の新株発行は、資金調達が主要目的でなければならないとする解釈が通説です。かつて、スーパー、いなげやと忠実屋が計画した第三者割当増資が、「経営権の維持が目的」として差し止められた例もあります。

今世間を騒がせているライブドアさんの事件は、この新株予約権発行が企業価値を高めるか?もしくは経営権の維持かで争われています。

一方今実務で似たような事件を担当しています。安い価額で第3者割当増資をされました。それで他の株主の怒りを買い、私にはそれだけでも企業価値を落としているように見えるのですが…

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。145。

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