資本の部が純資産の部へその3

企業会計基準委員会は12月9日、2006年施行予定の会社法に関連する会計基準などを公表しました。 
貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」によりますと貸借対照表(B/S)の表示を、資産の部、負債の部および「純資産の部」(現行は「資本の部」)に区分し、「純資産の部」を株主資本と株主資本以外の各項目に区分することを定めるものです。

では決算すっきりシートで、潰れない比率である自己資本比率自己資本÷総資本を算出するときはどうすれば良いでしょうか?新しい貸借対照表では自己資本は株主資本となります。株主資本以外のものは自己資本に入らないと解釈するのが正しいと思います。そこで自己資本比率=株主資本÷総資本となるでしょう。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。409。

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