財政再建は民間の常識から考えるその1

税を語るには財政再建に話が及びます。そこで必ず出て来るのが経済財政諮問会議です。小さな政府担当大臣の竹中平蔵総務大臣の大活躍の場で、経済財政政策に関し、有識者の意見を十分に反映させつつ、内閣総理大臣のリーダーシップを十全に発揮することを目的として、内閣府に設置される合議制機関です。

政府資産・債務改革の基本的な方針は的確で貸借対照表からの財政再建を語っています。民間の論理が実に活きています。その中で政府の資産規模を名目GDP比で今後10年で概ね半減を方針として言っています。資産を減らせば負債も減るという常識的な議論が出来ているようです。負債が減れば国債費が減り、増税だけに頼らない国家が出来るような気がします。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。431。

情報満載:「応援します職業会計人」のメールマガジンこちらから:ホームページはこちらから

今年もご愛読のほどよろしくお願いします。