ライブドア社の決算書を紐解くその1

2006年5月27日の日経新聞41面によりますと
証券取引法違反罪に問われた宮内亮治被告らの初公判で、検察側の冒頭陳述によると堀江被告のの指示の下、ライブドアが自社株売却により資金づくりを考え始めたのは2001年のころ。2002年、2003年9月期には傘下の投資事業組合による売却益各2億円余の売上高計上に成功。起訴対象になった2004年9月期にも「連結経常利益を最低でも20億円と公表できるように」との堀江被告の指示で自社株の売却計画を立案した。」

真偽のほどは裁判の結果を待つしかありませんが、職業会計人としてライブドア社の決算書の経緯を検証したいと思います。
個別財務諸表の経常利益(百万円)、税引き前当期利益(百万円)は次の通りです。

7期2002年9月期:709、565
8期2003年9月期:395、635
9期2004年9月期:1,410、1,596
10期2005年9月期:-1,388、871


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