特殊支配同族会社の法人税別表の書き方その1

特殊支配同族会社の法人税の別表の書き方が話題になっています。税理士業界で騒然と言ったほうが適切かもしれません。理由は「特殊支配同族会社になるとどれだけ増税になるか事前に関与先に伝えたい。」という私達税理士の願いからです。影響額を計算しお伝えするためには、別表で計算したほうが、正確性や効率面から見ても好ましいと考えるからです。

特殊支配同族会社の判定等及び業務主宰役員給与の損金不算入額の計算に関する明細書:別表十四(一)です。

Ⅰは特殊支配同族会社の判定です。これで除外かどうかが決まる重要なポイントです。正確な事実認定と条文の読みこなしがポイントです。
Ⅱは基準期間がある場合の金額的適用除外の計算です。調整所得金額は十四(一)付表から来ます。
Ⅲが損金不算入の計算です。2つの会社から給与をもらっている方は要注意です。年換算になります。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。608。
情報満載:「応援します職業会計人」のメールマガジンこちらから:ホームページはこちらから