顧問先企業の動向を探る。その1

中小企業実態基本調査という報告書は、中小企業庁が2005年(平成17年)に実施した中小企業実態基本調査の調査結果を2006年7月31日に公表しました。この中には私たち税理士業界にとってはお客様情報が満載です。

まずは全体の企業数です。法人企業は142万件、個人が242万件です。合計384万件です。2001年の統計は法人企業が156万件、個人企業が279万件、合計が435万件です。合計で12%の減少です。

業種別に見ると、減少傾向が強い順に言いますと、小売業18%減、製造業15%減、飲食店・宿泊業13%減です。

構成比で見ると、小売業22%、サービス業19%、飲食店・宿泊業17%、建設業13%、製造業12%です。サービス業は2001年に比べ6%減と産業別でも低く、さらに構成比でも上昇傾向にあります。注目すべき業種です。


記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。674。
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