政府税制調査会の動き。その1

政府税制調査会が大きく動こうとしているようです。
日経新聞は伝えます。

『政府は2006年10月19日、政府税制調査会(首相の諮問機関)の会長に本間正明大阪大教授(62)を起用する人事を内定した。安倍晋三首相が同日、首相官邸尾身幸次財務相菅義偉総務相と協議、2000年から会長を務めていた石弘光一橋大名誉教授の交代と、委員の大幅な入れ替えで一致した。政府税調は11月7日の会合から新たな顔ぶれでスタートを切り、来年度税制改正にのぞむ予定だ。

 首相は19日、首相官邸で記者団に「私の内閣でメンバーを一新したいと考えた」と説明。「税は国民生活と密接なかかわりがある。税制が財政や経済にどのような影響を及ぼすか、しっかりと分析しながら、税制のあり方を協議してもらいたい」と語った。

 尾身財務相は首相との協議後、記者団に「我々としては顔ぶれも会長も新鮮なメンバーを期待している。大多数の方は何らかの形で新しい人になる」と表明。菅総務相も「今まで考えられないようなメンバーに変わる。それぞれの利益を代表するような人たちでなく、純粋に税制論議をする人たちになる」と語った。』

さて本間教授はどんな人でしょうか?経済財政諮問会議の民間議員として大活躍された方です。牛尾さん、奥田さんと3人で竹中さんの方針を支えた方です。さらに税制で言えばまずは歳出削減、国有財産処分してから増税という主張をされてきた方です。


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