2007年税制改正のテープ作成中。その2

与党税制調査会の2007年税制改正大綱が発表されました。
毎年会計事務所の先生に大好評のテープ・CDの製作がもう既に開始されています。

12月1日の政府税制調査会の資料も重要資料です。財務省主税局側の意識が分ります。背景も良く分かります。議論の過程も分ります。この資料はじっくり読みます。行間を読むといったところでしょうか?

政府税制調査会の資料は、改正テーマの範囲が分ります。一番困るのは、2006年改正の特殊支配同族会社のように討議資料が見当たらない改正です。その場合は大綱の文章の読み取りが始まります。ここでは、知識に加え、調査能力と想像力がないと読めません。

「特定同族会社の留保金課税制度について、適用対象から資本金の額又は出資金の額が1億円以下である会社を除外する。」

2006年の税制改正では留保控除額の拡大と不適用制度の廃止でした。今年はいわゆる中小企業の適用除外です。今年はその見合いに増税と言うものはなかった模様です。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。775。
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