貸借対照表から郵政民営化案を見ると…

国の貸借対照表を見ると驚くことが多いです。資産で一番多いのが貸付金です。これが公的部門に流れているらしいのです。郵政民営化案では、国から独立し、郵貯簡保で集めたお金を無責任に公社・公団に資金供給して出来ないようになっています。貸借対照表から見ると、郵政民営化郵便貯金簡保資金の負債と、回収可能性不明の資産を国から削除し、責任体制を明らかにする事を意味します。そこでそうされては困る人が抵抗するわけです。今回の選挙の争点に国の貸借対照表が話題になるような気がします。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。290。

情報満載:「応援します職業会計人」のメールマガジンこちらから:ホームページはこちらから