所得税と住民税は一体にならないか?その3
所得税と住民税を一体化すると、メリット・デメリットはどうでしょうか?
◆メリット
1.徴税に関する重複した行政コストは減少します。
2.納税者も簡易になり税金を複数回払うストレスが減少します。
3.税制改正や申告書の改訂等一本化して無駄な行政コストは減少します。
4.税理士にとっても基礎控除の違い等計算の複雑さが解消されます。
5.行政コストが減少すると官庁の建物スペースも簡素化できます。
◆デメリット(予想される反対の声)
1.総務省と財務省の境が無くなり官の仕事が減少し雇用が減ります。
2.ある所得についてその年にかかるのが所得税、翌年に払うのが住民税、最初の年に2つの調整が必要になります。
◆計算は今までの所得税の申告書で行い、一体で納めた税金を分けると言う一本化は如何でしょうか?
記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。458。