日本の大転換時代と税制改革その2

1900年(明治33年)の日本の人口は4385万人(1.0)
2001年(平成13年)の日本の人口は1億2729万人(2.9)
100年で3倍に。
と書かれたのは「データで示す日本の大転換:当たり前への回帰」かんき出版刊の著者大武健一郎さん(元国税庁長官)です。p18の人口ボーナスの稿のところです。

2005年に人口は減少しました。それより前に、養う側(15歳から65歳)の人口が増え、養われる側(65歳以上)の人口が増えないという、「人口ボーナスの時代(15歳から64歳の人口伸び率が総人口伸び率を上回っている時代)」は1995年で終焉したと言われています。(p25)

国の年金に対する補助を3分の1から2分の1に上げるとき(2.7兆円から3兆円必要)の財源に、2006年税制改正では定率減税の廃止をしたわけです。(2.9兆円)

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。503
情報満載:「応援します職業会計人」のメールマガジンこちらから:ホームページはこちらから