「会計参与の行動指針」が4月25日に公表されました。その3

日本公認会計士協会及び日本税理士会連合会は、2006年4月25日、会社法2006年(平成18 年)5月1日施行)において、新たに創設された会計参与が、実務の参考に資するための「会計参与の行動指針」(以下「指針」という。)を公表いたしました。

会計参与の実務上の責任でもっとも職業会計人として怖いのは、会社の倒産です。経営陣が夜逃げをした後、マチキンと言われる方が来て、会計参与として第3者に対する責任を問われた時だと言われています。悪意又は重大なる過失が無かったことの立証に時間とエネルギーを消費します。

そこで粉飾を早く見極め、辞任を含めた、重大なる決意で臨む覚悟が重要となります。そのためには、税務顧問業務では不要であった、顧問先企業の倒産予知能力を磨かなくてはいけないようになると思います。この度、リスナーの税理士さんに頼まれて「会計参与で注目される 倒産予知のコツ」というテープ・CDを作りました。


記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。551

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