特殊支配同族会社の税制改正で会計事務所の対応その4

特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入に関して会計事務所として取り組みたい順序を、参考までに解説したいと思います。

最後のステップは対処策を関与先様と一緒に考えます。

□ここで重要なことは対処策のメリット・デメリットです。税法的にはメリットがあっても経営的に、さらに言えば大きな視点で見れば不都合なことも出てくるからです。

□ここで会計事務所として把握したい事は
1.株主に他人が入るデメリットは?
2.役員が増えることにあちするデメリットは?
3.分社することによるデメリットは?
4.役員報酬を下げるデメリットは?
となります。

これには法律・政令・省令の読みこなしに加え、専門家としての経験、モデル経営者への取材が必要となります。




記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。555
情報満載:「応援します職業会計人」のメールマガジンこちらから:ホームページはこちらから