公認会計士飯塚毅先生の経歴その3

飯塚先生の経歴を紹介させていただきます。1963年45歳にて飯塚事件が起きます。1966年48歳で公認会計士・税理士飯塚毅栃木県計算センター(現株式会社TKC)を設立されます。1970年52歳にて飯塚事件の無罪が確定し、1971年53歳にてTKC全国会を結成します。株式会社TKCは成長し、1983年65歳で代表取締役会長になり、1987年69歳にて東京証券取引所第2部に上場、1996年78歳にて東京証券取引所1部に指定替がされます。永眠されたのが2004年86歳でした。

私がテープにてお声を良く聞かせていただいたのは、TKC全国会に入会させていただいた1980年のころでした。今からこの経歴を見させていただいて確認しますと、飯塚毅全国会会長として大活躍の62歳の頃でした。お目にかかったて直接アドバイスをいただいたのは1990年ごろでした。今から思いますと72歳になっておられたのでしょうか?その頃、私の父税理士天野克己(1916年生まれ)はTKC大正会(会員で大正生まれの先生方の会)で飯塚先生と同席した模様を良く話してくれました。

公認会計士・税理士の飯塚毅先生をモデルにした高杉良著「不撓不屈(ふとうふくつ)」(新潮社刊)が映画となり、この6月に全国一斉拡大ロードショーになるそうです。税務署との交渉の視点から、租税法定主義の視点から、税理士のあるべき姿の視点等々私達税理士にとって注目に値する作品となりそうです。


記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。568
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