特殊支配同族会社にみる税務専門誌記者のご苦労その2

特殊支配同族会社のテープを作っていて、気づいたことは税務雑誌の記者の方のご苦労でした。

第二に取材したことの発表の仕方の困難さです。この時点では税務署関係者に聞いても返事がきません。これから勉強会をするところですから。財務省の主税局の方に聞くしかありません。税法雑誌の記者の方は、自ら数字を持ち込み、この場合はどうなるか聞いていおります。熱心です。記事の中に根拠が書いてない箇所があり、例えば「…ということが分った。」とあります。これは実は、立法担当者に聞いて、裏付けが取れたという意味なのだ、と今回自ら経験してみて分りました。私もテープではなんと言ってよいか表現に苦しむところがありました。条文解釈だが裏付けはどのように取ったか言及しないと意味がありません。税法の解釈で私見を言っても意味がありません。

記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。570
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