2007年問題とは?その対応その3

2007年問題が話題になっています。JMR生活総合研究所の記事を引用します。

3.企業体力低下の問題

「大量に退職者が出ることに伴い、企業が支払う退職金も増加します。このことで、企業は自身の体力が奪われ、設備投資など積極的な戦略がとりづらくなってしまいます。」

退職金の問題は前から分っていることでした。大企業ではそれは既に計算し、財務諸表にも反映しています。さらに外部拠出でも工夫をしてきました。

むしろ話題になっているのが、税制改正です。退職金が2007年税制改正で取り上げられるか?どうか?です。2006年税制改正では、会社法が出来て小さい会社が多くできる前に、特殊支配同族会社の課税強化が行われました。同じように、退職者が増大する前に、退職金課税の改正を行うというのは、不思議なことではないような気がします。


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