会計2009年問題解決に向けて。その2

報告書の「はじめに」には次のように書かれています。

「このような状況の下、2006 年7 月に、企業会計審議会 企画調整部会から「会計基準のコン
バージェンスに向けて(意見書)」が公表され、その中では、EU の同等性評価等を視野に入れ
た計画的な対応に関して、2008 年初めまでに、相互にコンバージェンスが可能な項目につい
てはコンバージェンスを図るとともに、コンバージェンスの達成に時間を要する項目につい
ても作業の進捗を示す一定の方向性を示すために、早急に具体的な工程表の策定を行うこと
の必要性が指摘されている。」


以上は企業会計基準委員会(ASBJ)は2006年10月12日、「我が国会計基準の開発に関するプロジェクト計画について―EU による同等性評価等を視野に入れたコンバージェンスへの取組み―」と題する報告書からの引用です。

いよいよ会計基準改訂の工程表が発表されました。世界基準との差異が明らかにされ、改訂の計画表が明示されたわけです。


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