会計2009年問題解決に向けて。その3

企業会計基準委員会(ASBJ)は2006年10月12日、「我が国会計基準の開発に関するプロジェクト計画について―EU による同等性評価等を視野に入れたコンバージェンスへの取組み―」と題する報告書を公表しました。

「ASBJ は、これまでも国際会計基準とのコンバージェンスの取組みに関してその取組状況や今後の見通し等を公表してきたが、企業会計審議会の意見書を踏まえ、内外の関係者に対してASBJ における取組状況等をより明らかに示していくことを目的として、現在取組み中あるいは今後取組みを予定しているプロジェクトのうち、コンバージェンスに関わる会計基準等の開発プロジェクトについて、「プロジェクト計画表」(別添)をとりまとめ、今般公表することとした。なお、本プロジェクト計画表の公表にあたっては、特にEU による同等性評価に関連して欧州証券規制当局委員会(CESR)から補正措置が提案されている26 項目の取組状況について、その2007 年末までの作業計画と2008 年年初の達成状況の見通しを明らかにすることに主眼を置いて、それらの項目を中心に示すこととしている。」

プロジェクト計画表はこれからの会計基準の改訂の予定表にもなっています。職業会計人としての大いに注目に値します。2007年・2008年の動きが分かります。是非ご覧下さい。


記:税理士・公認会計士・会計事務所の方への実務情報応援団:天野隆。722。
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